世界を旅する時計たち。

世界を旅する時計たち。

最近少し熱中しているゲームがありまして、
「GeoGuessr」という、携帯のブラウザーでも遊べるものなのですが、
めちゃくちゃざっくり言うと、

世界中のどこかに飛ばされて、その場所を当てるゲーム

 

です。
ぜひ皆様一度やってみてください。
なにもない農耕地帯なんかに飛ばされた時の「どないせーっちゅーねん」感なんかは
もはや探偵になった気持ちになりますよ!

 

グーグルのストリートビューで実際の映像を見ながら、いろいろな条件をもとに
こういうものがあるからここかもしれない、ここはおそらくこうだ、
いろいろな推理力を基に少しずつエリアを絞っていくのがコツです。

 

それでは、実際にやってみましょう。
大丈夫。ちゃんと時計屋さんのブログです
時計の話、しっかりしますのでご安心くださいませ。


はい。

どうやらこれは、山や田舎というよりは、なにかの幹線道路に出たと考えるのが自然でしょう。
左側の看板が後ろを向いていますので、車は右側通行の国

右手には「シカ注意」とありますので、
どうやら肉食には適しにくい極端に寒い時期があるところのようです。
肉食がいるエリアはここがクマやイノシシになったりします。

これだけでは時間がわからないのですが、どうやら日が上がりきって次第に沈んでいる様子ではないかと。
土の色と方角から察するに、北半球のどこか。南半球はなぜか山が多く赤土や黒土が多いのです。

でありながら、木々の足元が黄色から白色によった色味ということから、
付近に火山が少なく海が少し近い(海岸沿いの砂は白い砂が多いです)のではないかと思われます。
背が高く針葉に近い植物が群生しているので、風があまり強くはないエリアかもしれません。
どうやら緯度が高く北極圏に近いエリアではないでしょうか?

こんな写真ひとつでももちろんわかるのですが、実際のゲームは移動できます。
ので、この看板、ちょっと見てみましょう。


はい。看板が見える所まで移動してきました。

ここで特筆すべきは赤いバスです。
どうやら車両自体はそれほど使い古しの型式の物を使っているわけではなさそう
(丸みがあり空気抵抗がよさそう?技術レベルが高いメーカーでしょう)なところ。

国そのものの所得システムが非常によくできているか、一世帯当たりの所得がよく、
会社なども安定して新車両に移れる会社である、と見受けられます。

路線バスであれば税制が非常にハード、もしくは所得がよく潤っているエリア…と見るに、
おそらく税制が非常にしっかりしている北欧のどこかなんじゃないかなー、なんて思うのですがいかがでしょうか。

さて、問題の看板です。

2枚目の看板には「Naturhistorisk museum」とあります。
「~sk」という地名は北欧からロシアまで広く使われます。
聞き馴染みのあるところで言えば「ユジノサハリンスク」なんてのは非常に身近ですね。

ただし、これが仮に北極圏でもロシアなどでしたらキリル文字という書体を使うはず…、
と考えると、ここはロシア語圏ではないという事です。

おや、一番下のHotel Skagenと言うのは…?
まるでどこかで聞いたことがあるような単語。SKAGEN…?

 

 

時計だ!!
…となったアナタ。正解です。

SKAGEN、DENMARKの文字を思い出したあなたは大正解です。
シンプルにすごい!

 

SKAGENデンマークのユトランド半島の北側先端に位置する小さな町でして、
そこから名前を取って商品化されている時計となります。
ちなみに、ユトランド半島の南3分の1ぐらいはドイツ領となります。

大まかな位置は以下の通り。
ピンク色の最北端がSKAGENとなります。

 

 

南端はドイツ、ハンブルグとなります。
サッカーのハンブルガーSVやFCザンクトパウリでも有名な街ですね。

 

…ということで、時計の知識一つあればこんなゲームでも楽しく遊べるんだよ!という
ちょっとした息抜きのお話でした。

ぜひ一度、「Geoguessr」を探して遊んでみてくださいね。
そして、このシンプルな文字盤に詰まったスタイリッシュなカッコよさ。
SKAGENもぜひ一度ウオッチタウン イオンモール神戸南店にお越しいただき
じっくりとご覧になって下さいね。

 

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

ウオッチタウン 世界を旅する時計たち。

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営業時間: