鳩時計で刻む悠久の時

鳩時計で刻む悠久の時

こんにちは。
今日は鳩時計の過去と、ウオッチタウンにもにある鳩時計のご紹介をさせてください。

鳩時計って、もともと鳩時計って名前じゃないのはご存知でしたでしょうか?
正式には「カッコークロック」っていう名前です。
あの中に入ってる鳥はそもそも鳩じゃなくてカッコーなんです。

更に、初めてあの時計が出来たのは日本でもスイスでもないそうです。
1783年、ドイツで発明されたと言われております。

掛け時計、目覚まし時計などはドイツ製が有名だという話ですよ。
ちなみにドイツは「ブンデスレプブリック ドイツラァン(bundesrepublik deutschland)」
と言えば正式なドイツ国の発音をさします。

英語読みにすると「Federal Republic of Germany(先住民ゲルマニアの連邦共和国)」となります。

ドイツ語でカッコークロックは「カッコースクヲー」
英語風に聞くとカッコースクエア(直訳:カッコー四角形)にも聞こえます。

普及されたドイツのシュヴァルツバルト地方で主に掛け時計、
インテリアの一部として普及することとなります。

現在のカッコークロックは鳥が飛びだしてきてパッポー!パッポー!なのが普通ですが、
当時のカッコークロックは鳥の声だけがして、
鐘が鳴ったりオルゴールが鳴ったりするような時計があったそうです。

現在でもカッコークロックは現地で作られているようでして、
これは昨今の技術競争に乗っかるようにやはりもっともっと精密なものになっております。

引用ですが、英文献には[Craftsmanship of Black Forest clockmakers dates back to mid of the 17th century.
A specialized branch of Black Forest clockmakers are the manufacturer of cuckoo clocks.]とあります。
非常に精密な反面、年を経るごとにドンドン人が減っているとの記述もここにはあります。
https://en.wikipedia.org/wiki/Black_Forest_clockmakers

そして、日本に入ってきた際に『鳩時計』と、
おおもとのカッコーの名前から大幅に変えるわけですが、これにも理由があります。

一説によれば、郭公の別名が閑古鳥ということもあり、
現代の表現でもそうなのですがこれは暗に「お客さんが一切入らない状態」をさすため、
縁起が悪いということもありカッコーから鳩時計に名称が変わったと言われております。

なるほど、日本人かなり細かい…。まさに「憂きわれを さびしがらせよ 閑古鳥」ですもんね。
お店までさびしがらせられた日にはたまったもんじゃありません。

 

ベーシックな鳩時計で取扱いがありますのは、
下に葉っぱの形をした振り子、その下にはおもり代わりに松ぼっくりがついているのですが、
これはひとまず飾りです。

本来のねじまき式鳩時計にはこのおもりにも意味があり、
一つは時間を動かすためのひっぱりぜんまい。もう一つはカッコー時報
これにはついていませんが、もう一つついているものにはオルゴールをならすためのおもりとなります。
今はもうオルゴール付きの鳩時計なんてほとんど見かけないですねー…。

ハトモチーフの一面は時代の変遷とともに変わってきており、
今は鳩の代わりに有名なキャラクターが乗っていることもあります。

たとえば、クマのプーさん。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%97%E3%83%BC%E3%81%95%E3%82%93+%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E6%99%82%E8%A8%88+%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF&rls=com.microsoft:ja-JP:IE-Address&rlz=1I7PLXB_jaJP653&biw=1366&bih=673&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwit2tnDh-HNAhVE4GMKHdYuDmQQ_AUIBygC

小窓からプーさんが飛び出してくる姿は可愛いの一言に尽きます。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭にはうってつけで、

実際に鳩時計をご購入された方にお聞きしたのですが、
お子さんが毎正時になると飛び出してくるプーさんを眺めるために
しばらく時計の前から動いてくれないんです、って話をお聞きしたことがあります。

鳩よりもプーさんよりもお子さんがかわいらしすぎかな…!!

次にご紹介したいのはトトロのカッコークロックです。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%88%E3%83%88%E3%83%AD+%E9%B3%A9%E6%99%82%E8%A8%88&rls=com.microsoft:ja-JP:IE-SearchBox&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=ie7&rlz=1I7PLXB_jaJP653&gfe_rd=cr&ei=HSOFWZGbLanU8Afe0beQCQ&gws_rd=ssl

これも先程のカッコークロックと同じで、
毎正時になると小窓からトトロが飛び出してくるシステムになっているのですが、
これがもう何とも言えない可愛さなんですよね。

これも同じく小さなお子さんのいるご家庭にオススメしたいのですが、
僕個人としては全国数千万のトトロファンの皆様にぜひともお持ちいただきたいと思います。

たとえ一人暮らしであっても。これから同居を始められる方であっても。
はたまた、もうご家族と一緒に暮らしていても。

時計から発される癒しオーラと時計から飛び出してくるトトロのワクワク感。
これはお子様だけでなく大人でも楽しめる一品であること間違いなしです。

いかがでしたでしょうか。
是非皆様にも鳩時計の面白さ、奥ゆかしさを知っていただくべく、ブログ記事に致しました。
ご堪能頂けましたでしょうか。

ご覧いただき、ありがとうございました。

ぜひウオッチタウンで鳩時計について詳しく聞いてみて下さい。
スタッフの方が優しく教えてくださいますよー!!

ウオッチタウン 鳩時計で刻む悠久の時

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